日頃の仕事の疲れを癒す 宿坊旅
青森県内より、20代女性2人組で宿坊旅行へおいで下さいました。
初めての宿坊体験。
医療職につき、人の生命に携わる職についてるとのこと。
仕事のこと、人生のこと、恋愛のこと。。
様々、お酒を呑みながら、年が近いこともあって話しが弾みます。
宿坊も、坐禅も、写経も、山奥のお寺が織りなす非日常は、自分自身と向き合う為の、最高の環境、体験だとおもう。
普段は仕事で忙しく、家と職場を往復ばかり。
不規則なシフトと、重労働。話を聞いていますと、なかなか過酷な毎日です。
久々の休日も普段は家で身体を休めるなか、テレビで当院の存在を見て気になり、車で4時間かけて訪れていただきました。
本当に有難いことです。
1組限定、お寺という環境だからこそ心を開き悩みを相談しようと思えるのだと思います。
キリスト教 カトリック 修道女 渡辺和子さんの言葉に
「今日より若くなる日はありません。だから今日という日を、私の一番若い日として
輝いてゆきましょう」
という言葉がございます。
この言葉は禅語の 日日是好日 と同じ意味だと思います。
今日という1日が人生で最期の日だとしたら、普段何気なく見ている空や花々や木々が
最期の景色だと思ったら急に恋しく儚く感じてくる。
だからこそ、生きていることを当たり前と思わず、自分は生かされていると思い今この一瞬一瞬を大切に生きていく。
今を生きる大切さに気付く環境が、お寺には存在しているとおもいます。
来年また清々しいお顔で、心機一転お会いできることを楽しみにしております。
おおま宿坊 普賢院 は完全なる初心者向けの、ゆる〜い宿坊です😄
院代:菊池 雄大