3月12日
本日、弟の観月(僧名でかんげつ)が大本山永平寺別院長谷寺へ報恩修行に参りました。
駒澤大学仏教学部を卒業したとはいえ、僧侶としては右も左も何もわからない未熟者であります。
しかし、人として僧侶として1番大切な人への優しさと素直さは持っていると兄ながら思っております。
今まで支えて頂きました皆様の有難き御恩に報いる様、辨道精進し、ひと回りもふた回りも大きくなってほしいとおもいます。
私も永平寺の修行に行く際、師匠より「偉い坊主なんかにならなくてもいい。お前の背中を見て手のひらを合わせてくれる有難い坊主になってほしい」と言われ今も私を支えている言葉を弟にも伝えてあげました。
師匠から弟子へ。兄より弟へ。
口伝で伝える有難い言葉です。
自ら歩むと決めた出家の道。
只々真っ直ぐに歩んで欲しいと思います。
院代:菊池 雄大