施主:張江様(50代)
張江様(50代)
青森市在住
(普賢院まで車で4時間)
ガーデニング葬に改葬
大間で育った家族のためのお墓
昨年末、普賢院の樹木葬にお父様のお墓を改葬(お墓の引越し)した張江さん。もともとは大間町で生まれ育ったのですが、いまはご実家のお母様とともに青森市に住まいを移されました。お墓を引っ越すにあたり、なぜ自宅から遠い大間町にお墓を持つことになったのかをお聞きしました。
普賢院の墓を知ったきっかけ
なぜ墓を探そうと思ったのですか?
菩提寺のお墓を維持することができなくなったからです。実家のお墓には20年前に亡くなった父が眠っていましたが、私と母が青森市に引っ越したことで、お墓の面倒をみていくことが難しくなったんです。
青森市内の墓地を探しましたか?
探しませんでした。菩提寺のお墓をこれ以上維持することはできないことを知人に相談したところ、大間で新しく樹木葬を新設するお寺があると教えてもらいました。
寺院墓地以外のお墓は検討しましたか?
検討しませんでした。霊園だと私がずっと維持管理を続けることが難しいし、散骨があるのは知っていますが、母は散骨を望んでいなかったので、したくなかったんです。長女として実家のことを考えたとき、将来的にお寺が先祖のお墓を処理してくれる永代墓が私たちに合っていると思いました。
菊池院代の印象はどうでしたか?
若くて熱心なお坊さんだなと思いましたね。正直、お坊さんは事務的な話し方で難しい仏教の話ばかりするイメージがありましたが、菊池さんはとても親身に話してくれるお坊さんでした。何よりわからないことばかりだった改葬のことも「大丈夫ですよ、安心してください」と答えてくれた。お墓にかかる費用もすべてが明確だったことと、こちらの疑問にもきちんと応えてくれて、難しい希望にも「できない」ではなく代替案を一緒に考えてくれました。これまで不安でどうすればわからなかった状況が一転して、視界が明るくなったような気持ちで青森に帰ったことをいまでも覚えています。
墓を決めた理由
普賢院さんのお墓に決めたのは、
・安心感がある
・情報がわかりやすい
という理由です。
満足したのはそれだけではなく、新設するお墓を施工する過程の画像や、お墓を閉じるときの法要の動画をメールで送ってくれるなど、なかなか大間に戻れない私たちのためにお寺からお墓の状況や様子を教えてくれるんです。これは遠方地に住む私たちにはとても助かります。私が先祖のお墓で悩んでいたことをすべて聞いてくださったからかもしれませんが、菊池さんが何もわからない私たちのために親身になってお墓を見てくださっていることにとても感謝しています。
墓への思い
お墓は故人のための居場所だと思っています。父は事故で亡くなったんですが、うちのお墓には誰が供えてくださったかわからないお花やお供物がよく置いてありました。私はそれを見るたびに、お墓は自分たちのだけのものではないという思いと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
これまでは家族や親戚から言われた通りにお墓を守ることが当然だったと思いますが、菊池さんと話してみて答えはひとつではないことに気づきました。
「普賢院の墓を検討されている方へ」
納骨や供養で困りごとがあったら普賢院に相談してみてください。菊池さんはいつもお寺にいてくださるので、気にせず声をかけてみてください。話しかけやすいので何かしらの解決策が見つかると思います。お寺は縁がつながる場所だと思いますので、そのお寺に関係ない人でも受け入れてくれます。
(インタビュアー・文)DIALOGUE TEMPLE 編集長 池谷正明
張江さんはいつも「応援してるからね」と声をかけていただき有難い限りです。
お墓参りにもよく来てくださり、お寺の行事にもよく参加してくださいます。こちらもその思いに応えられるようご供養させていただいています。